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Snaction(スナクション)ってなんぞや?

  • 執筆者の写真: みさと
    みさと
  • 2020年7月5日
  • 読了時間: 5分

更新日:2020年8月7日

はじめまして!この記事を見つけていただき、ありがとうございます。

Snaction(スナクション)代表のみさとです。

今日は、私たちの活動や想いについて、みなさまにたっぷりお届けできればと思います。



早速ですが、Snaction(スナクション)とはどういう団体か、想像できますか?





(注:サカ◯クションではありませんよ!)



Snaction は snack(お菓子)+ action(行動)。

つまり、「お菓子を通して、行動を起こしていこう」という団体です。




「なぜお菓子?」「何のために、どんな行動を起こすの?」

頭の上にはてなマークが見えます。1つずつ説明していきますね。





目次

1. 活動の背景 ー 2つの問題
  「夢」を失う社会のしくみ
  食の痛みへの無自覚さ 

2. 活動内容 
  1dayの子ども向けイベントで「お菓子の家」つくります!
  ミッション: 2つの「ソウゾウリョク」  
  バリュー: 「<夢>ベース」 「自分ごと」




1. 活動の背景 ー 2つの問題


夢を失う社会のしくみ


みなさんの幼い頃の夢って何でしたか?その夢は今、叶っていますか? 幼い頃に抱いた夢を実際に叶えられる人は、ごく一部です。ほどんどの人は、どこかのタイミングで諦めてしまったり、忘れてしまったり。 でも、なぜ諦めてしまうのでしょうか?忘れてしまうのでしょうか? 私は、周囲からの現実感の刷り込みが原因ではないかと思います。周りの大人の「できっこない」という諦めが、子どもたちのネガティブな思い込みを生み出し、「できる」という可能性を奪い去ってしまっているように思います。 子どもたちの「できる」可能性を信じて、最大限に伸ばしたい。歳を重ねてもワクワクしている、そんな大人になってほしい。そんな想いから、この団体を立ち上げました。 私たち Snaction が作るのは、お菓子の家。童話『ヘンゼルとグレーテル』に出てくる、あれです。この活動を通じて、もし「お菓子の家をつくって食べる」という夢が叶う子がいたら… その気持ちが原動力となっています。



あと、ちゃっかり自分の夢が叶っちゃったら…なんてね。



食の問題に対する無関心



「生きることは食べること。食べることは生きること。」 (料理研究家 鈴木登紀子)


この言葉が語るとおり、「食べる」という行為は、生きるために絶対に欠かすことができません。しかし、この世界には飢餓で苦しんでいる人が8億2100万人(世界の9人に1人)もいます。そして、その数は増加傾向にあります(※1)。「生きるために食べられない」人が大勢いる、ということです。 一方で、私たちはポイっと食べ物を捨てられる構造をつくってしまっています。「まだ食べられるのに捨てられてしまう食品」を意味するフードロス。日本において1年間に出るフードロスの量は612万トンにも及びます。とてつもない量でわかりにくいですが、これは1人あたり1日お茶碗1杯分を捨てていることになるそうです(※2)。つい買いすぎて捨ててしまう、ついご飯を残してしまう。その「つい」の積み重ねが、実はとてつもない量のフードロスの正体なのです。 この事実を「痛み」として実感することのできる人は、少ないように思います。いくらニュースや教科書で目にして心を痛めても、その日の夜ご飯を食べる時には忘れてしまう。でも、それじゃあいけない。「痛み」を感じ、「行動」へ移さなければ意味がないのです。



偉そうなこと言ってますが、私自身も反省つづきの日々です。アルバイト先の飲食店で冷凍庫を閉め忘れ、食材を無駄にしてしまったり。家族が作り置きしてくれたご飯を食べきれず、「今度食べよう」の量がどんどん増えていき、結局捨てることになってしまったり。こんな私がフードロスを扱う団体の代表を務めていいのか…と常々思っています。しかし、自分が引き起こす問題に無自覚であるよりは、失敗してたくさん痛みを味わいながら前に進もうと決心しました。やるからには変わってやる。そんな心意気です。 同じように、自分なりの理由で「フードロスを何とかしなきゃいけない、でも何から始めればいいのかわからない…」とモヤモヤしていたメンバーたち。1人で立ち向かうには、規模の大きすぎる問題です。だからこそ、みんなで連帯する場が必要でした。そして、1人でも多くの人を巻き込むために、「怒り」や「悲しみ」を、ポジティブなエネルギーに変えることも必要だと思いました。楽しい方が、何事も長続きしますもんね。

※1 ユニセフ「世界の飢餓人口増加続く 最新の国連報告書」 ※2 消費者庁「食品ロスについて知る・学ぶ」 




2. 活動内容



さて、上の2つの問題がここで合体します。「捨てられてしまう食品で、子どもたちと<お菓子の家>をつくって食べたら、楽しそうじゃない?」という発想から生まれたのが、このSnactionです。 具体的には、子ども向け1dayイベントを行います。初回の開催は(新型コロナウイルスの状況次第で変更するかもしれませんが)2020年11月頃を予定しています。 当日のコンテンツは、 つくる:お菓子の家を「つくる」 食べる:ロスとして捨てられてしまう食品を「食べる」 学ぶ:フードロスが生まれる仕組みを「学ぶ」

という3本立てです。



この1dayイベントを通じて目指すのは、Snaction のミッションでもある


子どもたちに、2つの「ソウゾウリョク」を。


1つ目は、頭の中で思い描くお菓子の家を、実際につくりだす「創造力(creativity)」

2つ目は、私たちが普段食べているものの裏側を考え、その痛みを感じる「想像力(imagination)」。この2つの想像/創造があれば、これから待ち受けている不確実な未来を、自らの力で切り開いていける。そう信じています。

その力は、子どもたちに求めるだけでなく、Snaction のメンバー自身も持ち合わせるべきです。そのために具体的な2つのバリュー(大切な価値観)を考えました。


「<夢>ベース」「じぶんごと」


1つ目の「<夢>ベース」は、物事を考えるときに、子どもが1番ワクワクする「夢」から考え始めることです。2つ目の「じぶんごと」は、フードロスの問題に当事者意識を持ち、実際に日々の小さな行動に移すことです。この2つをみんなで実践しながら、私たち自身も創造/想像力豊かな大人になりたいと思います。 冒頭で、団体名の Snaction は snack(お菓子)+ action(行動)だとお伝えしました。この本当の意味は、「<お菓子の家>をつくって食べる体験から、食にまつわる問題に気づき、日々の行動を変えていく」です。



名前だけとは言いません。ぜひ内容も覚えて帰ってください!!!(貪欲)



いかがだったでしょうか? Snaction のことを少しでも知っていただけたなら幸いです。



これからもブロクやSNSを通じて、活動の様子やイベント情報を発信していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね!



最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。また次回お会いしましょう!



(みさと)

 
 
 

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