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​あるところに、ふしぎな 国が ありました。

まずしい 村に 住む 人びとは、うえていました。

食べるものが 底をつき、死んでしまう人も たくさん いました。

人びとの 暗い心を うつすように、最近は 天気も おかしいのです。

雨が ふらなかったり、暑すぎたりで、

食べ物を 収穫 することが 難しくなりました。

村の 人たちは みんな 困り果てて、

毎日 おてんとさま に お祈り することしか できませんでした。

同じころ、となりの 村に 住んでいる 人は、

​お腹いっぱい ごはんを 食べることが できました。

この村には、​あまりにも たくさん 食べるものが あるので、

食べきれずに 捨ててしまうことも、よくありました。

この村には 昔から「もったいない」という言葉が 語りつがれてきましたが​、

たらふく 食べた後には、誰も そんなことを 覚えちゃいませんでした。

とつぜん、年老いた 魔女が あらわれて、あなたに 語りかけます。

この国を おかしいと 思うのかい?

​それなら まず、自分が いる 世界を 疑ってみることだね。

​見えないだけで、そこにある 世界を。​

お前には 特別に ヒントを あげよう。

​この試練を 乗りこえたとき、

​お前は 真実を知り、大切な力を 手に入れるだろう。

気がつくと、もう 魔女の すがたは ありませんでした。

あたりを 見まわしてみると

足元に​ 1枚の 紙が 落ちていました。

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捨てられてしまうものたち を 救うには…

第1の試練

「おかしの家」をたてよ

第2の試練

おかしたちの 本当の すがたを 見よ

幸運を祈る

Snaction 

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